横浜FC新加入FW、芸術的な“靴下ゴラッソ”が反響拡大 「シンデレラゴール」「これは珍しい」
途中出場の山下諒也がスパイクの脱げた右足で移籍後初ゴール
横浜FCは3月6日、J2リーグ第3節で大分トリニータと対戦し、2-1で逆転勝利を収めた。途中出場の新加入FW山下諒也が決めた“靴下”でのビューティフルな一撃が、反響を呼んでいる。
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横浜FCは前半13分に大分MF小林成豪に先制点を決められる苦しい立ち上がり。それでも、同22分にフリーキック(FK)のチャンスで松本山雅FCへのレンタルから復帰したFW伊藤翔がこぼれ球を押し込み追いつく。
同点のまま迎えた後半22分に横浜FCは東京ヴェルディから加入した山下を投入。するとその山下が圧巻のスーパープレーを見せる。
同33分、前線へのロングボールに反応した山下は持ち前のスピードを生かして大分DF小出悠太に競り勝ち、左サイドで持ち運ぶ。途中、小出との接触で右のスパイクが脱げるもそのまま前線へドリブルし、中央のDFイサカ・ゼインへ預け、逆サイドで走りこんだDF中村拓海が受けると柔らかいクロスを供給。流れたボールをペナルティーエリア左で待っていた山下が、トラップから狙いすましたコントロールショット。ボールは綺麗な軌道を描いてファーポストに当たってゴールに吸い込まれ、これが横浜FCの決勝弾となった。
試合後のインタビューでは、「スパイクはどっかに置いてきちゃったんですけど、ある意味リラックスして打てたかなと思います」と自身でプレーを振り返っている。
このシーンがスポーツチャンネル「DAZN」公式ツイッターで投稿されると、ファンから「すげぇ」「一瞬わからなかった」「足大丈夫?」「これは珍しい」「これぞシンデレラゴール」「スパイク脱げてもプレー止めないところがいい」と称賛や驚きの声が相次いでいる。
嬉しい移籍後初ゴールがまさかの“靴下シュート”で、しかも決勝弾。本人にとっても忘れられない試合となったはずだ。