浦和、今季5試合目でリーグ戦初白星 江坂任、馬渡和彰のゴールで湘南に2-0勝利
平野佑一が負傷交代のアクシンデントも巧みな試合運び
浦和レッズは6日にリーグ第3節のホームゲームで湘南ベルマーレと対戦し、FW江坂任の先制ゴールなどで2-0の勝利。今季のリーグ戦で初の白星を手にした。
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浦和はMF岩尾憲が出場停止から明け、MF平野佑一とプレーメーカータイプが2枚並ぶスタメンを組んだ。その効果もあり、序盤からビルドアップを安定させて前線に縦パスが入る優位な展開に持ち込んだ。
そうした浦和ペースでの前半16分、江坂が左サイドをオーバーラップしたDF大畑歩夢にスルーパスを通すと、大畑のマイナスの折り返しに再び江坂が入り込んで右足シュートを流し込み、1-0の先制ゴールを奪った。
その後も全体的に浦和がゲームをコントロールする中で、同31分に平野が右足を指さして交代となるアクシデントが発生。MF伊藤敦樹がボランチに投入されたが、崩れることなくそのまま浦和が1点リードでハーフタイムを迎えた。
後半開始から湘南はインサイドハーフの2枚替えでMF米本拓司とMF永木亮太を投入したが、浦和ペースは変わらず進んだ。浦和のリカルド・ロドリゲス監督は残り30分で3枚替えを行い、FWでスタメン出場した明本考浩を左サイドバックにシフトするなど、全体のバランスを整えた。
その後も浦和は同32分にDF酒井宏樹のラストパスを途中出場のDF馬渡和彰がゴール間のフリーで合わせる決定機を作り出したが、シュートは枠外に。追加点のチャンスを逃す嫌な展開になったものの、残り10分を切ってDF犬飼智也を投入して5バックにすると、再び明本を前線へ。
すると、同42分に明本が前線でキープしたところから馬渡にラストパスが通り、冷静に蹴り込んで追加点。浦和が2-0と湘南を突き放し、リーグ5試合目にして初の勝ち点3を奪い取った。