マンU次期監督に新候補浮上 ラングニックの薫陶を受ける指揮官、クラブ首脳陣も高評価
サウサンプトンを率いるハーゼンヒュットル監督に英注目
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドはラルフ・ラングニック暫定監督が今季終了後に退任することが決まっており、次期監督に誰が任命されるのか注目が集まっている。マウリシオ・ポチェッティーノ監督(現パリ・サンジェルマン/PSG)らの名前が取り沙汰されるなかで、新たにラングニックの薫陶を受ける指揮官の存在が浮かび上がっている。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。
昨年11月、成績不振によりオレ・グンナー・スールシャール監督がシーズン途中解任となったユナイテッド。アシスタントコーチを務めていたマイケル・キャリックによる暫定指揮を経て、今季終了までラングニック暫定監督がチームを率いることが決まった。63歳のドイツ人は来季フロント入りすることも併せて発表された。
そうなれば、注目されるのはラングニック暫定監督の後任の人事だ。PSGのポチェッティーノ監督やアヤックスのエリック・テン・ハフ監督が有力とも伝えられていたが、ここへきて新たにサウサンプトンを率いるラルフ・ハーゼンヒュットル監督が新候補として浮上しているという。
54歳のハーゼンヒュットル監督は2016年から18年までドイツのRBライプツィヒを率いた経験があり、ラングニックの薫陶を受けた指揮官の1人だ。サウサンプトンは現在プレミアリーグで9位につけており、今季は首位を走る昨季王者マンチェスター・シティ相手にホーム・アウェーともに引き分けで終えるなど印象的な結果を残している。
ユナイテッドのジョン・マータフFD(フットボールディレクター)とダレン・フレッチャーTD(テクニカルディレクター)がこのオーストリア人指揮官の手腕を高く評価しているようだ。
現時点では第一候補とされるポチェッティーノ監督とテン・ハフ監督の招聘が叶わなかった際の第3候補という位置づけのようだ。レッドブルグループで名を上げたハーゼンヒュットル監督はさらなるステップアップを果たすことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)