シント=トロイデン監督、加入後最長45分間プレーの香川を評価「正しい軌道に乗っている」

シント=トロイデンMF香川真司【写真提供:(C)STVV】
シント=トロイデンMF香川真司【写真提供:(C)STVV】

メヘレン戦で後半45分間プレー ホラーバッハ監督とブリュルスも香川の動きを評価

 ベルギー1部シント=トロイデンのMF香川真司は、現地時間3月4日に行われたジュピラーリーグ第30節メヘレン戦(1-1)で移籍後最長となる45分間プレー。ベルント・ホラーバッハ監督も「正しい軌道に乗っている」と、着実に調子を上げていると評価した。ベルギーメディア「Voetbalkrant」が伝えている。

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 シント=トロイデンは、GKシュミット・ダニエル、FW原大智、FW林大地がスタメン出場し、香川はベンチスタートとなったなか、前半32分にミスから失点。1点を追いかけるなか、後半開始から香川を投入して反撃に打って出た。

 後半から主導権を握ったシント=トロイデンは、後半16分に原のクロスからFWクラウスが合わせて同点。これで原は今季3アシスト目をマークした。その後も攻めたシント=トロイデンはチャンスも作り出したがゴールを奪えず、1-1のままドローに終わった。

 今年1月の加入後、最長となる後半45分間プレーした香川は試合後、「監督とも相談し、段階を踏んで一歩一歩出場時間を伸ばしていくのが当初の目的でもあったので、毎週毎週コンディションが上がってきているのを感じています。(STVVは)ポテンシャルがあるチームなので、チームとして自分たちの戦い方を浸透させ、自信を付けられれば上を目指せていけると思います」と手応えを口にしていた。

 ホラーバッハ監督も、「彼はしっかりとフットボールができていて、後半にはとてもいいプレーを見せた。正しい軌道に乗っているよ」と着実なステップアップを評価。また、同僚のMFクリスチャン・ブリュルスも、「香川が入って中盤の能力がアップした。パスとコンビネーションが成功するたびに(チームの)自信が増す」と語っており、3月13日の次節ヘンク戦以降の活躍に期待が懸かる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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