失点の多さに「明らかに集中力の問題」

　ゾルク氏は「明確な変化はなかった。あまりに多くの選手がコンディションに問題を抱えている。8試合で勝ち点7。我々の目標からはあまりにかけ離れている。監督は周到な準備を整えて試合に臨んでいるのだが、それをピッチ内で正確に表現する必要がある。ウィークポイントが存在する」と危機感をあらわにしている。

　今季リーグ通算10ゴールの得点力に関しては「まずはそこに着手しなければいけない。首位との差は開いていく一方だが、1シーズンを通してこのことを話題にする必要はない。次のリーグ戦を絶対に取らなければいけない」。

　また、最終ラインでミスが相次ぎ、失点の要因となっているが、「明らかに集中力の問題だ。明確だが、説明が難しいところでもある」と分析している。

　記事ではドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが434日ぶりに先発復帰し、90分間プレーしたことに触れており、同氏は「これは予定していたものではない。だが、この日唯一ポジティブなことだった」とコメント。攻守ともに連動性を欠く中、ギュンドアンら故障者が徐々に復帰してきたことは朗報。今季復帰した香川のさらなる奮起も期待されている。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web