「絶対に負けられない相手」 名古屋MF仙頭が古巣・鳥栖戦に意欲「ゴールは常に取りたい」

名古屋MF仙頭啓矢【※画像はスクリーンショットです】
名古屋MF仙頭啓矢【※画像はスクリーンショットです】

昨季の鳥栖で“頭を使うプレー”に磨き

 名古屋グランパスは3月6日、本拠地・豊田スタジアムでサガン鳥栖と対戦する。開幕戦でフル出場したMF仙頭啓矢は、昨季所属していた古巣との一戦に気合いを入れている。

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 2月19日のリーグ開幕節ヴィッセル神戸戦(2-0)にスタメン出場した仙頭は、3月2日に行われたルヴァンカップのグループステージ第2節サンフレッチェ広島戦(0-2)でも前半45分間プレー。今季はボランチではなく、4-2-3-1のトップ下を任されている。

 もともとはアタッカーの仙頭だけに、「ゴールは常に取りたいという気持ちはある」と得点への意欲は隠さない。ただ、「貪欲に狙っていきたい」と話しつつも、バランスは強く意識しているという。

「周りの選手との連携が大事なポジションなので、そこはうまくバランスを取りながら、守備でもしっかりハードワークすることが求められます。今年のグランパスは攻守においてアグレッシブに、見ている人がワクワクするサッカーをしたいと(長谷川)健太さんは言っている。そのとおり、アグレッシブにできているのはいいこと。1つ前のポジション(トップ下)でやるようになって、できるだけ1トップの近くでプレーすること、(中盤に)下がらないことを意識しています。攻撃ではゴール前に迫る回数は結構作れている。サイドにはドリブルができて、速い選手がいて、それに対してのクロス、裏への抜け出しは全員が意識しているので、そこは継続していきたい」

 仙頭は自身初のJ1に挑んだ2020年は横浜F・マリノスでリーグ戦3試合に終わり、シーズン途中に京都サンガF.C.(当時J2)へ期限付き移籍となった。そして、鳥栖に所属した昨季、自身2度目のJ1でリーグ戦38試合3ゴールと成長の跡を見せた。それだけに、古巣との対決には期するものがあるようだ。

「(鳥栖では)金明輝監督の下ですごく頭を使ってサッカーをしたし、相手を見ながら、個で打開する力がある選手があまりいなかったチームでもあるので、自分たちのポジショニング、相手を見ながらサッカーができました。それは継続していきたい。鳥栖にはすごく感謝しています。自分が成長してしっかりやれているよという姿を、ファン・サポーターの方々に見ていただきたい。そういう意味でも絶対に負けられない相手だと思います」

(FOOTBALL ZONE編集部)



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