久保建英の「欧州ビッグクラブ挑戦へ賛成」 レアル側の思惑へ現地メディア注目

マジョルカの日本代表MF久保建英【写真:Getty Images】
マジョルカの日本代表MF久保建英【写真:Getty Images】

来季の去就動向について、レアル側と近日中にミーティングと現地指摘

 マジョルカMF久保建英の来季動向が注目されているなか、現地メディアは保有元のレアル・マドリード側が近日中に代理人とのミーティングを実施すると報道。来季の所属先について、その場で話し合いが持たれるという。

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 久保は2019年夏にスペインの名門レアルと契約。その後は2年間でマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェと期限付き移籍を繰り返し、昨夏にマジョルカへ再レンタルした。今季は怪我で離脱する期間があったなか、ここまで公式戦20試合2得点の成績を残している。

 今シーズンも残り約2か月となり、現地では久保の来季去就動向がにわかに注目を集めている。レアルへ帰還するかが焦点となるなか、レアル専門メディア「ディフェンサ・セントラル」は「レアル・マドリードが久保建英との重要な会談を準備し、将来を検討」との見出しで、近日中に代理人とのミーティングを実施すると報じている。

 この会談では久保が来季、どこでプレーするかが話し合われるといい、同メディアの見解としてカルロ・アンチェロッティ体制が来季も継続された場合、「出番がないことは明らか」と指摘。そのうえで、記事では「クラブに近い情報筋から聞いたところによると、久保が重要な一歩を踏み出し、リーガを去ることも否定されていない」と綴られている。

「ディフェンサ・セントラル」では先日、マジョルカの1部残留を大前提に、久保が来季も残留する可能性が報じられていたが、残留争いを強いられるようなチームでプレーし続けることへレアル側は難色を示しているという。その思惑を踏まえて「日本人選手がヨーロッパのビッグクラブに挑戦することへ賛成している」とも指摘。19年夏以降、スペインでのキャリアを続けてきた久保だが、欧州他リーグへ新天地を求めるシナリオはあるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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