補強成功のバルセロナ、今季終了後に最終ライン大刷新か 獲得を狙う候補4人とは?

バルセロナを率いるシャビ監督【写真:AP】
バルセロナを率いるシャビ監督【写真:AP】

マズラウィ、アスピリクエタ、クリステンセン、ガヤが候補に浮上

 シャビ監督率いるスペイン1部FCバルセロナは、今年1月の移籍市場で積極的な補強を展開し、その新戦力が活躍して調子を上げている。復活の兆しを見せ始めたなか、今季終了後にはディフェンスラインの大刷新に動く可能性があるようだ。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じた。

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 大黒柱のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)を失った今シーズンのバルセロナは深刻な不振に陥り、シーズン途中にロナルド・クーマン前監督が解任。レジェンドのシャビを新指揮官に招聘し、再建に踏み切った。

 シャビ新監督の下、冬の移籍市場ではイングランド1部ウォルバーハンプトンからスペイン代表FWアダマ・トラオレ、マンチェスター・シティからスペイン代表FWフェラン・トーレスが加入。また、フリートランスファーでガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンとブラジル代表DFダニウル・アウベスも獲得。この新戦力がいずれも加入直後から印象的なパフォーマンスを見せている。

 そして、バルセロナは今季終了後にはさらなる補強に乗り出す可能性があるという。次なる補強ポイントはディフェンスラインで、新たに4人の候補が浮上している。

 4人の候補のうち、3人が今季限りで所属クラブとの契約が切れる選手で、オランダ1部アヤックスでプレーする右サイドバックのモロッコ代表DFヌサイル・マズラウィ、そしてセンターバックはいずれもチェルシーからスペイン代表DFセサル・アスピリクエタとデンマーク代表DFアンドレス・クリステンセンの名前が挙がっている。

 そして、左サイドバックはバレンシアのキャプテンを務めるスペイン代表DFホセ・ガヤ。かつてのスペイン代表DFジョルディ・アルバに続き、再びバレンシアからの引き抜きを狙っているようだ。ガヤとバレンシアの契約は2023年まで残っている。

 実現すれば、4バックがまるまる新戦力という大刷新の可能性もある。バルセロナは大きな転換期を迎えているだけに、夏の移籍市場での動向から目が離せなそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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