「株価が上昇」 2発の南野拓実、クロップ体制750点目のメモリアルゴールも記録で英紙称賛
FAカップでノリッジ相手に2点を挙げ、公式戦9ゴールに到達
リバプールの日本代表MF南野拓実は現地時間3月2日のFAカップ5回戦ノリッジ戦(2-1)にスタメン出場し、2得点を決めて勝利の立役者となった。英紙「デイリー・ミラー」は「南野の株価が上昇」とその活躍にスポットを当てて報じた。
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リーグカップ優勝を決めた2月27日のチェルシー戦は出番のなかった南野だが、この日は4-3-3の右ウイングで先発出場。すると前半27分、ベルギー代表FWディボック・オリギのラストパスから右足のシュートで先制点をマークした。南野の今季8点目のゴールは、リバプールにとってユルゲン・クロップ監督体制750得点の節目のゴールでもあった。
さらに前半39分、再び南野がゴールネットを揺らす。左コーナーキックのこぼれ球を拾った日本代表FWはペナルティーエリア内右からの強烈なシュートでニアサイド上段を撃ち抜いた。リバプールは後半に1点を返されるも、南野のダブルによって2-1で勝利。準々決勝に進出した。
「デイリー・ミラー」紙は、この試合の内容と結果を受けて「南野の株価が上昇」とレポート。「リバプールでのキャリアでなかなか試合に出られずに苦しんでいたが、この水曜日の夜はすべての中心的存在だった」と南野の奮闘を称えた。
今季の南野の成績は、これで公式戦22試合で9得点1アシストとなった。得点の内訳はプレミアリーグが2、リーグカップが4、FAカップが3。リーグ戦ではスタメン起用が1度もなく、国内カップ戦が主戦場となっているが、その限られた出番のなかで着実にゴールを重ね、評価も確実に高まっているようだ。
リバプールは先日のリーグカップ優勝でまずは“1冠”を達成。さらにプレミアリーグ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)、FAカップでも優勝の可能性残している。“4冠”達成に向け、株を上げた南野にもさらなる活躍が期待されそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)