「ヒストリーメーカー」 レスターFWヴァーディが“イアン・ライト超え”のプレミア新記録樹立
3月1日のバーンリー戦で、30歳以降のプレミアでの得点数を「94」に伸ばす
イングランド1部レスター・シティの元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディが、プレミアリーグの歴史に新たな1ページを刻んだ。35歳のストライカーは現地時間3月1日のプレミアリーグ第22節延期分バーンリー戦(2-0)で今季10点目をマーク。30歳以降にプレミアリーグで決めた得点数が「94」となり、元イングランド代表FWイアン・ライト氏の持っていた記録を更新した。英紙「デイリー・メール」が報じている。
2012年にレスターに加入したヴァーディ。日本代表FW岡崎慎司と前線でコンビを組んだ15-16シーズンに、チームをプレミアリーグ優勝に導いたのはまだ記憶に新しいところだろう。英5部リーグ相当のフリートウッド・タウンから成り上がり、27歳でプレミアリーグデビューと遅咲き選手としても注目を浴びた。
そして、35歳となった今もその得点力は健在だ。今季は開幕8試合で7得点の固め打ちの後に怪我もあって欠場が重なったが、6試合ぶりの出番となった3月1日のバーンリー戦で途中出場から1得点1アシストの活躍を披露し、2-0の勝利に貢献した。
30歳以降でのプレミアでの得点数を「94」に伸ばし、アーセナルなどで活躍した元イングランド代表FWライト氏の93得点を超えて新記録を打ち立てた。デイリー・メール紙は「ヒストリーメーカー(歴史を作った人)」とヴァーディの快挙を称えている。
すでにイングランド代表からは引退し、クラブでのプレーに専念しているヴァーディ。この記録をどこまで伸ばすことができるだろうか。
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