アーセナル冨安の離脱長期化を英懸念 チームへの大打撃を指摘「不安が高まるだけだ」
3月1日に行われた練習を欠席、次節は欠場の見込み
アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、度重なるふくらはぎの負傷で戦線離脱を余儀なくされている。次節ワトフォード戦の欠場も確実となったなか、現地メディアは冨安の離脱長期化の懸念を示している。
昨年12月に右足のふくらはぎを負傷し、年明けから欠場が続く冨安。先日の第20節延期分のウォルバーハンプトン戦を前にトレーニングへの復帰が伝えられていたが、新たに左ふくらはぎの負傷が発覚し、再離脱を余儀なくされた。
英地元メディア「フットボール・ロンドン」によれば、冨安は現地時間3月1日に行われた練習を欠席。6日に予定されている第28節の敵地ワトフォード戦は欠場となる見込みだ。さらに14日のレスター・シティ戦、16日のリバプール戦と後に続くホーム2連戦への出場も疑わしい状況だとレポートしている。
「冨安が火曜日(1日)の練習に参加していなかった事実は、アルテタのチームにとって厳しい1か月間となるであろうこの時期に、彼がプレーできるかどうかの不安が高まるだけだ」
今季アーセナルに加入し、瞬く間に不動のレギュラーへと上り詰めた冨安。トップ4争いを続けるチームにとって欠かせない存在なだけに、強敵リバプールとの対戦も控えるなかでの長期離脱は大打撃となりかねない。
また、今月末には日本代表のカタール・ワールドカップアジア最終予選も控えている。怪我の再発を防ぐためにも焦りは禁物だが、アーセナル、そして日本代表のためにも1日でも早い復帰を願うばかりだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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