移籍市場で失敗続きのアーセナル ベンゲル体制で獲得を逃した「12人のビッグネーム」とは

バルサの3人にも触手伸ばすが獲得できず

 7人目はバルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレス。13年夏にアーセナルは、リバプールからスアレスを引き抜こうと動き、オファーの存在が公となった。しかし、スアレスは当時の同僚MFスティーブン・ジェラード(LAギャラクシー)に説得されて、残留を決意していた。

 8人目はバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。アーセナルは2003年に当時まだ16歳だったMFセスク・ファブレガス(チェルシー)をバルセロナから獲得。この時、同時にメッシの引き抜きを画策していたという。アーセナルはバルセロナに加入して以降のメッシに対して、オファーを送った最初のヨーロッパのクラブだったという。しかし、オファーはあっさりと断られていた。

 9人目もバルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケ。メッシやセスク同様バルサのカンテラ出身者に目をつけていたベンゲル監督は、ピケ獲得で合意に達していたというが、交渉は口頭で行われていたもので、正式なオファーは断っていた。

 10人目はPSGのアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア。14年にユナイテッドが英国サッカー史上最高額の5970万ポンド(約84億円)で獲得したレフティーも、まだ10代の頃にアーセナル移籍の可能性があったようだが、イギリスの労働許可が下りずに断念していた。

 

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