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移籍市場で失敗続きのアーセナル ベンゲル体制で獲得を逃した「12人のビッグネーム」とは
12季リーグ制覇から遠のく一因に? 獲り逃がした大物には稀代の名手が並ぶ
今夏サンフレッチェ広島の日本代表FW浅野拓磨を獲得したことで、日本でも大きな注目を集めているのが昨季プレミアリーグ2位のアーセナルだ。かつて名古屋グランパスを率いたアーセン・ベンゲル監督にとっては21年目となる今季、2003-04シーズン以来のリーグ制覇を狙っているが、獲得濃厚と見られていたレスター・シティのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディを獲り逃がすなど、移籍市場での動きを見る限りは今季も不安が募る幕開けとなっている。
英衛星放送局「スカイ・スポーツ」は、アーセナルがこれまでに繰り返してきた補強失敗ぶりを特集。「クリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシ、ジェイミー・ヴァーディ……アーセナルが完了させられなかった12の移籍」と題して紹介している。
1人目はやはり、今オフ獲り逃がしたヴァーディだ。契約解除金の満額2000万ポンド(約28億円)の支払いと週給12万ポンド(約1680万円)の待遇をオファーして移籍決定間近となりながら、ヴァーディは残留を決意。前線からのハイプレスとカウンターサッカーを貫くレスターと、ポゼッションにこだわるアーセナルとのスタイルの違いが、移籍を断った大きな理由とも言われている。
2人目は元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ(モントリオール・インパクト)。ドログバは元日本代表MF松井大輔(磐田)がプレーしていたことでも知られるル・マンで、1998年にプロデビューを飾った。その頃は全くの無名だったが、アーセナルのベンゲル監督は早い時期からドログバの才能に目をつけていたという。2014年に「彼(ドログバ)がまだル・マンで、それもまだトップチームでプレーしてなかった頃に獲得を逃していた」と明かしていた。