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バロテッリの中国移籍は「正しい選択とは思えない」 悪童復活を信じるピルロが“欧州残留”を願う
イタリアの“マエストロ”が「全てにおいて世界トップクラス」とバロテッリを絶賛
イタリアが生んだマエストロが、“悪童”の中国行きにストップを提言している。アメリカMLSのニューヨークシティFCに所属する元イタリア代表MFアンドレア・ピルロが、リバプールから戦力外と見なされている元イタリア代表FWマリオ・バロテッリについて、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」で「全てにおいて世界トップクラス」と絶賛した上で、「もう時間を無駄にすることはできないはずだ」と語っている。
ピルロとバロテッリは、メジャーな国際大会では2012年の欧州選手権(EURO)と14年のブラジル・ワールドカップをイタリア代表の一員としてともに戦っている。特に12年のEUROでは、中盤のコンダクターとエースストライカーの関係を築き、チームを準優勝に導いた。その記憶を辿りつつ、ピルロはバロテッリについて言葉をつないだ。
「僕はマリオに大きな愛情を感じてきたよ。代表で一緒にプレーしている時も、どんなプレーをしたいのか、何を考えているのか常にコミュニケーションを取ってきた。僕は多くの素晴らしい選手とプレーしてきたけど、マリオは全てを持ち得ている選手だと言うことができる。全てにおいて世界トップクラスだとね。ただし、もう時間を無駄にすることはできないはずだ」
アメリカに渡ったマエストロは、バロテッリが今もワールドクラスのFWであることを信じて疑っていない。そして、彼の行く先についても心配していると話している。
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