C・ロナウド、“ベンチ降格”か 不調続きのストライカーにマンU監督が疑念と英報道
直近10試合1ゴールのロナウド、ラングニック暫定監督が抱く不安
マンチェスター・ユナイテッドのラルフ・ラングニック暫定監督が、直近10試合で1ゴーにとどまるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに対する疑念を深めていると英地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」が報じた。
ロナウドは昨夏に2009年以来12年ぶりにユナイテッドに加入。復帰戦となった第4節ニューカッスル戦(4-1)でいきなり2ゴール、続く第5節ウェストハム戦(2-1)でもゴールを決めるなど幸先のいいスタートを切った。
その後も第20節バーンリー戦(3-1)までの15試合で8ゴール。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもグループステージの5試合で6ゴールと量産したが、公式戦直近10試合ではわずかに1ゴール。2022年に入り、ゴールのペースは急激に落ちている。
2月5日で37歳を迎えたロナウドも寄る年波にはやはり抗えないのか。ゴールから遠ざかりつつあるロナウドに対し、ラングニック暫定監督は来シーズンもロナウドが攻撃を牽引するという見込みに大きな不安を抱いているという。ここ10試合で1ゴールという現在のパフォーマンスに対して、指揮官の我慢も限界に達しつつあると伝えられている。
来季からチームのフロント入りするラングニック暫定監督もロナウドの放出までは考えていないようだが、現在のパフォーマンスではレギュラーからの降格する可能性もある。19歳FWアンソニー・エランガの台頭は嬉しいニュースだが、FWエディンソン・カバーニは今季限りでの退団が濃厚とされ、FWマーカス・ラッシュフォードも不調続きと“赤い悪魔”の前線は決して盤石ではない。ロナウドの再起が期待される。
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