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南葛SCがまたも元日本代表を獲得 DF伊野波雅彦が加入「まさか、このタイミングで接点を持つことになろうとは、少し不思議な感覚」
昨年末に契約満了で横浜FCを退団
関東1部リーグに昇格した南葛SCは3月1日、元日本代表DF伊野波雅彦の加入が決定したことを発表した。
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1985年生まれの伊野波は2006年のプロ入り以降、FC東京、鹿島アントラーズ、ハイドゥク・スプリト(クロアチア)、ヴィッセル神戸、ジュビロ磐田、横浜FCと渡り歩いてきた。昨年12月末に契約満了で横浜FCを満了となり、所属先が決まっていなかった。
日本代表でも21試合に出場している伊野波。元日本代表MF関口訓充(←ベガルタ仙台)、元日本代表MF稲本潤一(←SC相模原)、元日本代表MF今野泰幸(←ジュビロ磐田)ら計11人の新加入選手を迎え入れる大型補強を行い、JFL昇格を目指す南葛SCに加入となった。
伊野波のコメントは以下のとおり。
「南葛SCに加入が決まりました伊野波雅彦です。まずは、このタイミングで契約を締結していただいたクラブに感謝を申し上げます。
僕にとって、Jリーグ加盟を目指すクラブでプレーすることは新たな挑戦になります。葛飾という伝統ある街と協働し、クラブを作り上げていく、進めていく道筋に携われることに魅力を感じ、サッカー選手としてだけでなく、人間としての成長につながるのではないかと思い、契約書にサインしました。
僕のような年代のサッカー選手では珍しいのかもしれませんが、クラブのオーナーである高橋陽一先生の名作漫画『キャプテン翼』シリーズを実は読んだことがありません。ただ、周囲から漫画のストーリーなどを聞き、主人公の大空翼が中学卒業と同時にブラジルに渡ったことに、とても共感を得ました。僕も中学時代に2度、短期のサッカー留学ではありますが渡伯したことが、プロを目指す大きなきっかけになったからです。まさか、このタイミングで接点を持つことになろうとは、少し不思議な感覚に陥ります。
僕は過去を振り返るようなプロ生活を送りたくはありません。南葛SCに加入が決まった3月1日が未来への第一歩だと捉えています。契約したプロサッカー選手として責任を持ち、南葛SCをJFL、そしてJリーグへと導くべく、精進していこうと思います。
ファン・サポーターの皆さん、スポンサー企業の皆さん、そして葛飾区の皆さん、ともに進んでいきましょう。よろしくお願いします!」
(FOOTBALL ZONE編集部)