「これ以上何が言えるだろう」 ソン・フンミン、相棒ケインへ惜しみない賛辞「非現実的な選手」

トッテナムで活躍するFWソン・フンミン&ハリー・ケイン【写真:AP】
トッテナムで活躍するFWソン・フンミン&ハリー・ケイン【写真:AP】

リーズ戦ではコンビとしてのプレミア得点記録を更新

 イングランド1部トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンが、“相棒”のイングランド代表FWハリー・ケインへ惜しみない賛辞を送っている。2人は2月26日のプレミアリーグ第27節リーズ・ユナイテッド戦(4-0)でコンビとしての得点記録でプレミアリーグレコードを更新していた。

 トッテナムのアカデミー出身で、チームのエースストライカーとして活躍するケイン。そして、2015年にドイツ1部レバークーゼンから加入したソン・フンミンの2人は今や名実ともにプレミアリーグ最強のコンビだ。

 現地時間2月26日に行われた第27節リーズ戦の後半40分、ケインのアシストからソン・フンミンが試合を決定づける4点目のゴールを決めた。これにより2人はお互いのアシストから決めたゴール数が通算「37」に到達。元チェルシーのMFフランク・ランパードとFWディディエ・ドログバのコンビの記録を抜き、歴代最多記録を更新した。

 英紙「デイリー・メール」によれば、37得点の内訳はケイン19得点、ソン・フンミンが18得点だという。また、2人のコンビで初めて得点したのは2016年9月のストーク戦。およそ5年半での記録となった。

 この快挙を受けて、ソン・フンミンは改めてケインの偉大さを実感しているが、もはや称賛のためにふさわしい最上級の言葉を見つけられずにいるという。ソン・フンミンにとってもそれだけ圧倒的な存在ということのようだ。

「ハリーについてこれ以上何が言えるだろう。『素晴らしい』とも言えるし、『驚異的』だとも言えるけど、僕にとってはそれでは足りないよ。長い間一緒にプレーしているが、今でも彼を見ると『ワオ、信じられない』と思うことがあるんだ。だから言葉だけでは不十分。彼はまさに非現実的な選手。毎日彼と一緒に仕事ができることは本当に幸せだし、一緒にプレーできて光栄だ」

 トッテナムは最近のリーグ戦で思うような結果が出ず、アントニオ・コンテ監督が自身の進退問題を口にするほどに低迷している。そのなかでも得点を決め続けているケインとソンの存在は数少ない光明と言える。プレミアリーグ最強コンビはこれから記録をどこまで伸ばしていくだろうか。

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