コウチーニョの“キャリア暗転”…名門バルサ移籍を回想 「後悔はしていない」「夢の1つ」
リバプールで躍動後、2018年1月にバルサ移籍も活躍ならず…
今冬の移籍市場でブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョは、スペイン1部バルセロナからイングランド1部アストン・ビラへレンタル移籍で加入した。コウチーニョは、4年ぶりのプレミアリーグで6試合に出場して2得点2アシストを記録。そんななか、2018年にリバプールを離れスペインへ渡ったことについて、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」に語っている。
コウチーニョは2018年1月に、1億6000万ユーロ(約208億円)の移籍金でリバプールからバルサに移籍した。リバプールでは、加入2年目の2014-15シーズンにPFA年間ベストイレブンに選出され、クラブの年間最優秀選手賞も受賞するなど活躍を続けた。
リバプールでは、公式戦通算201試合に出場して54得点を挙げたコウチーニョだったが、バルサに移籍してからは思うような活躍ができずに、2019-20シーズンにはドイツ1部バイエルンへレンタル移籍。結果的にバルサへ移籍したことで大きく自身の価値を下げてしまったコウチーニョだが、「後悔はしていない」と言い切る。
「後悔はしていない。人生では時に重要な決断をしないといけないし、僕の最大の夢の1つは、バルサでプレーすることだった。決断をしたのは、そういうタイミングだったが、リバプールへは大きな愛情、リスペクト、感謝、そして友情を持ち続けていた。その時点で僕は決断をしなければいけなかったし、後悔はしていないよ」
バルサに移籍してからは、再びイングランド、プレミアリーグでプレーすることが願いでもあったというコウチーニョ。かつてチームメイトだったスティーブン・ジェラード監督の下でプレーし、再びリーグを席巻するような活躍を見せられるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1