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3連敗のドルトムントに光明 ファン待望の香川、ロイス、ギュンドアン、ムヒタリアンのカルテットがそろい踏み
苦境を抜け出すための4人
ドルトムントの日本代表MF香川真司は18日、敵地ケルン戦でフル出場を果たしたが、チームは1-2で敗れた。これで悪夢の3連敗を喫したが、マンチェスター・ユナイテッドから香川が戻り、故障で長期離脱していたドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンと、同MFマルコ・ロイス、アルメリア代表MFヘンリク・ムヒタリアンも復帰。地元メディアは、待望のカルテットそろい踏みに光明を見いだそうとしている。地元紙「ルール・ナハリテン」が報じた。
この日のケルン戦では434日ぶりにギュンドアンが先発に復帰。10日の日本代表新潟戦後に軽い脳振とうの症状を訴えた香川も先発。そして、足首のねんざで戦線離脱していたロイスもDFエリック・ドゥルムの試合前のウオーミングアップ中の故障で急きょ先発した。
記事では「開幕前の数週間、フットボールファンはざわめきだす。ドルトムントのファンはギュンドアン、ロイス、ムヒタリアン、そして、シンジ・カガワの話題で持ち切りだった。ついにこの時がきた。このカルテットが同時に同じピッチに立つことができたのだ」と、サポーター待望の4人のそろい踏みをこう評した。
試合は1-2で敗れたが、「ギュンドアン、ロイス、カガワという3人の卓越したスキルを備えた3人のクリエーティブな戦力だった」と評価。その3人をそろえながらもアドリアン・ラモスを終盤投入し、パワープレーに出たユルゲン・クロップ監督の強行策については「ロングボールではケルンの堅守を崩すことができなかった」と分析している。
3連敗を喫したドルトムントだが、サポーター待望のカルテットの連動性と、コンディションが高まれば、この苦境を脱出することができるかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web