マジョルカ久保、敗戦もドリブル突破&絶妙スルーパスを指揮官評価 「何度も相手を崩し突破口を作った」
バレンシア戦で0-1惜敗、ゴールに迫った久保に監督が言及「いいプレーをした」
スペイン1部マジョルカは、現地時間2月26日に行われたリーガ・エスパニョーラ第26節でバレンシアと対戦。試合は0-1と敗れたなか、スタメン出場した日本代表MF久保建英がキレのある動きを披露し、マジョルカのルイス・ガルシア監督は「良いプレーをした」「何度も相手を崩し突破口を作った」と日本人アタッカーを評している。
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6試合連続スタメンの久保は右サイドハーフで出場。開始早々の前半4分に強烈なロングシュートを叩き込まれて失点したマジョルカは、ホームで反撃に打って出る。久保は前半6分にカットインからシュートチャンスを作ると、同12分には自らペナルティーエリア内左からシュートを放つが、これは枠外へ。その後も果敢な突破を披露し、相手がファウルで止める場面が見られた。
後半7分には、ペナルティーアーク付近でボールを持った久保が絶妙なスルーパスを供給。DFハウメ・コスタがペナルティーエリア内でフリーとなりビッグチャンスを迎えたが、トラップが乱れて決定機を逃し、同点に追い付くことができなかった。終盤に退場者も出したマジョルカはゴールを奪えず、0-1で惜敗している。
試合終盤に抗議して退席処分を受けたルイス・ガルシア監督は試合後の記者会見で久保について言及。「良いプレーをした、チーム全体と同じようにね。何度も相手を崩し突破口を作ったり、ゴールを挙げるためのプレーが2、3回あり、それをしなかったが。タケだけではなくチームは良いレベルだった」とパフォーマンスを評価している。
久保はフル出場したものの、マジョルカは2連敗を喫して16位に沈んでおり、降格圏18位アラベスとの勝ち点差は5と熾烈な残留争いが続く。
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