「あれは教えられるものじゃない」 セルジオ越後氏が元日本代表MF小笠原満男を絶賛した能力は?
YouTubeチャンネル「蹴球越後屋」で元日本代表MF小笠原満男氏を特集
サッカー解説者のセルジオ越後氏が、自身のYouTubeチャンネル「セルジオ越後チャンネル『蹴球越後屋』」を更新。J1鹿島アントラーズのレジェンドである元日本代表MF小笠原満男氏(現アカデミー・テクニカルアドバイザー)を「日本の宝」と絶賛している。
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「セルジオ越後チャンネル『蹴球越後屋』」の最新回では、歴代Jリーグベストイレブンのボランチに選出した小笠原氏について、「強い! 上手い! メンタルも最強! セルジオが絶賛する小笠原伝説」と題して特集している。
1998年、小笠原氏はMF本山雅志、MF中田浩二氏、GK曽ケ端準氏らとともに鹿島に入団。3年目の2000年にレギュラーに定着し、同年はリーグ戦、ナビスコカップ(現ルヴァンカップ)、天皇杯と史上初の三冠を達成した。常勝軍団の不動のボランチとして君臨し、イタリア挑戦を挟み、07年夏から再び鹿島の一員に。18年まで現役を続け、J1通算525試合69得点、日本代表としても55試合7得点をマークした。
1997年の高校選手権も見たというセルジオ越後氏は、小笠原を「日本の宝」と称し、“凄い点”を4つ列挙。なかでも、戦う姿勢とリーダーシップを高く評価している。
「運動量がすごかった。(サイズが)大きくないけど、自分よりも大きな相手とも対等に戦う。誰かがやられたら小笠原がプレスする。本当のお兄ちゃんみたい。瞬間的に間合いを詰めて、読みとかが優れている。あれは教えられるものじゃない」
1992~2006年まで鹿島でプレーした元日本代表MF本田泰人氏からリーダーの役割を「引き継いだ」のが小笠原氏だったと回想。数々の名選手を見てきたセルジオ越後氏の目にも、小笠原氏の存在は特別に映ったようだ。