本田、ベローナ戦に向けて準備万端 インザーギ監督「エネルギーは回復した」
高いプロ意識を評価されている本田
ACミランの日本代表FW本田圭佑がブラジル戦(0-4負け)が行われたシンガポールからイタリアに移動後、すぐに練習場のミラネッロに姿を見せ、19日のベローナ戦に向けて調整。その高いプロ意識をフィリッポ・インザーギ監督も評価している。
「7人のFWがいて、みんな調子がいい。本田もその1人だ。飛行機から降りてすぐにミラネッロに来た。エネルギーは回復したようだ。元気なら先発する」
ベローナ戦前日会見でインザーギ監督は本田のプロ意識をこう称えた。
本田は14日夜に行われたブラジル戦で後半から出場。バルセロナFWネイマールにゴールショーを見せつけられる屈辱に耐えながら、深夜、機上の人となった。強行軍で試合が続くが、日々の入念なコンディション調整から疲労回復もうまく進んでいるようだ。
ミランはこれまで負傷者が続いていたが、アタッカー陣も全員試合に出場することが可能となった。
「ボナべントゥーラは木曜日、メネズは金曜日に合流した。明日(19日)、誰がプレーするか決める」と指揮官。「トーレスは足首に問題があったけど、いい練習をしている。3人か4人、前線で誰がプレーするか決めなければならない」と付け加えた。
故障者の復帰でチーム内の競争は高まりを見せている。開幕6試合で4得点2アシストを結果を積み上げる本田は周囲の刺激を受けながら、さらなる飛躍を遂げることができるか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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