シャルケ板倉が告白、ドイツの“驚き”の文化とは? シティ名将とは「一度も話してない」

シティから期限付き移籍したシャルケDF板倉滉【写真:Getty Images】
シティから期限付き移籍したシャルケDF板倉滉【写真:Getty Images】

シティから昨夏に期限付き移籍で加入、現地メディアのインタビューでドイツ生活に言及

 昨年8月にマンチェスター・シティからドイツ2部シャルケへ期限付き移籍した日本代表DF板倉滉が、ドイツスポーツ誌「シュポルト・ビルト」のインタビューに応じて、ドイツでの生活やクラブへの思い、自身のキャリアについて語っている。

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 板倉は2019年1月に川崎フロンターレからマンチェスター・シティへ完全移籍。しかし、英国では労働許可が出ないこともあり、オランダのフローニンゲンへ期限付き移籍した。そこでの活躍が認められると、シャルケからのオファーが届き、21年8月からは戦いの場をドイツに移した。

 シャルケでは、センターバックのレギュラーとして活躍している板倉は、ここまで公式戦21試合に出場して2得点を挙げている。ドイツの文化で驚いたことについて、「一番驚いたのは、混浴サウナです。日本では性別が分けられるけれど、ここでは全員が裸で歩き回っているんです!」と、ピッチ外でも様々な経験をしていることを伺わせた。

 また、英語が上達していることに加え、今後、ドイツ語も勉強していきたい意向を話した板倉は、「夏にお別れをする感じではなさそうですね」と指摘されると、「ここは居心地がいいですし、長期に渡ってシャルケでプレーしたい。いつかドイツ語でインタビューをしたいですね。10年後くらいに」と、語っている。

 さらに「グアルディオラ監督とコンタクトをとっているか?」という質問には「正直なところ、僕は一度も彼と話したことがありません。でも、今はシャルケで爪痕を残すことしか考えていません」と言い、「もちろん、いつかシャルケで内田さんが担っていたような役割を担えるようになることができれば嬉しいです」と、シャルケのレジェンドである元日本代表DF内田篤人氏のように、長期に渡ってプレーすることにも前向きである意思を示した。

 DF吉田麻也(サンプドリア)とDF冨安健洋(アーセナル)が揃って不在だったカタール・ワールドカップアジア最終予選の中国戦(2-0)とサウジアラビア戦(2-0)では、最終ラインでDF谷口彰悟(川崎フロンターレ)とともに、安定感あるパフォーマンスで2試合連続の完封に貢献。日本代表でも、存在感を高めているDFが、今後どのようなキャリアを歩んでいくのか注目される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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