涙腺崩壊! アーセナル浅野の広島最終戦“号泣スピーチ”が英国で話題に

家族から花束を受け取ると号泣

 そして試合後のセレモニーでは、「広島に来て高校卒業とともにサッカー選手となり3年半が経ちましたが、この広島でいろいろな経験をさせていただきました。決して楽しい経験ばかりではなく、苦しい、悔しいことが多かったですが、支えてくれたのはファン・サポーター、関わってくれたすべての皆さん、チームメイト、スタッフ、何よりも家族が支えてくれました」とクラブへの感謝を語り、両親と妹から花束を受け取ると涙腺が崩壊した。

 フランス代表FWオリビエ・ジルーらアーセナルの前線には、各国代表クラスが並ぶ。国際経験の少ない浅野はレンタルに出される可能性が高く、将来性を買われた補強とも言われている。しかし、浅野はセレモニーで「新しい地での挑戦はより厳しい環境になってくると思いますが、目の前のことに対して100%の力で頑張りたいと思います」と涙ながらに語った。

 6月のキリン杯ボスニア・ヘルツェゴビナ戦では、決定機に消極的な横パスを選択。試合後には悔しさから涙を流した。“号泣ストライカー”ぶりが早速英国で報じられた浅野は、ガナーズのニュースターへの階段を一歩上がったと言えるのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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