アーセナル冨安、負傷で再離脱へ 主力離脱の“危機”を英指摘「選択肢を失っている状態」
右ふくらはぎに続いて、左ふくらはぎを負傷したことが判明
イングランド1部アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋は、負傷から復帰に近づいていると報じられていたが、再び離脱を強いられることになりそうだ。ミケル・アルテタ監督が、2月24日に行われた第20節延期分のウォルバーハンプトン戦(2-1)後に語った。アーセナルの公式サイトが伝えている。
右ふくらはぎ負傷で離脱が続いた冨安は、19日の第26節のブレントフォード戦(2-1)でベンチ入りし、このウルブス戦で復帰する可能性が報じられていたがベンチ外に。試合後アルテタ監督は、冨安が再び離脱することになると語った。
「彼は復帰して、万全の状態だった。しかし、練習で彼はもう片方のふくらはぎに違和感が出たようだ。これは問題だ。なぜなら、かれはプロフェッショナルであり、私たちを助けるために全力を尽くしてくれているからだ。だが、この数か月、彼はフィットしていない」
ウルブス戦での勝利により、消化試合数が2試合少ないながらも、UEFAチャンピオンズリーグ出場権を得られる4位のマンチェスター・ユナイテッドと勝ち点差を「1」に縮めたアーセナル。しかし、冨安とスコットランド代表DFキーラン・ティアニーが離脱することになり、英紙「ザ・サン」は、「アルテタ監督は焦っている。なぜなら彼は選択肢を失っている状態にあり、トップチームの17選手しか起用できないからだ。DFザック・スワンソン、MFオマリ・ハッチンソンといった無名の若手が控えとしてベンチに入っている状況だ」と、指摘している。
昨夏にアーセナルに加入して以来、主力に定着していた冨安だが、再びピッチに立つまでには、もうしばらく時間を要すことになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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