「プレミア連覇のオッズは6001倍」「目標は残留」 主力失ったレスター指揮官が超弱気に?

謙虚すぎるラニエリ監督… 自ら昨季ブックメーカー予想から1000倍上乗せ

 レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督は、昨季優勝オッズ5001倍というスポーツ史上最大の大番狂わせで優勝を果たしたが、今季のチームの優勝確率について「6001倍」と弱気な発言に出ている。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 レスターは2年前に残留危機を乗り越えた降格候補だったが、昨季「おとぎ話」と呼ばれるほどの奇跡の躍進を見せた。イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディと日本代表FW岡崎慎司という、前線からハードワークを惜しまない2トップを軸にした堅守速攻が炸裂し、2位アーセナルに勝ち点10差をつけてクラブ史上初優勝を果たした。

 昨季開幕時点の優勝オッズは5001倍。スポーツ史上最高の大番狂わせを実現したレスターはブックメーカーに巨額な損失を与えた。

 連覇の期待がかかるレスターだが、ラニエリ監督は地に足をつけていた。

「タイトルを勝ち取った。美しくも素晴らしい。しかし、再現不可能な偉業だったかもしれない。だが、新たなページを開かないといけない。昨年の開幕時には、ブックメーカーは我々に5001倍の掛け率を与えていた。それならば、今回は我々のオッズは6001倍だ。我々の今季目標は勝ち点40と残留だ」

 

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