現役国際審判が語る“家本政明” 海外での評価の声を代弁「あの人って本当にうまかったよ」
昨季限りで勇退した家本氏のドキュメンタリーで現役国際審判・荒木友輔氏もコメント
2021年シーズン限りでサッカー国内トップリーグの担当審判員を勇退した家本政明氏は現在、自身のSNSでさまざまな意見の配信し、スポーツチャンネル「DAZN」の人気番組「Jリーグジャッジリプレイ」などに出演するなど、豊富な経験を交えた解説が人気を博している。
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Jリーグ公式YouTubeチャンネルは2月24日、勇退した家本氏にフォーカスしたドキュメンタリー「日本一嫌われた審判の引退~家本政明 引退ドキュメンタリー『主審』」の前編を公開。さまざまな過去の経験談や、選手目線からの家本氏に迫るシーンもあったなか、現在もプロフェッショナル・レフェリー(PR)で国際審判も担う後輩・荒木友輔主審も家本氏についてエピソードを明かしている。
家本氏は05年~16年まで荒木主審と同様、国際審判を務めており、2010年には国際親善試合イングランド代表対メキシコ代表を担当。当時日本人として初めてサッカーの聖地と称されるウェンブリー・スタジアムで主審を務めた。
本人は当時について振り返り、関係者・選手から称賛の声をもらい、「受け入れてもらったんだな。僕のレフェリングのスタイルとか考え方、選手との向き合い方、フットボールとの向き合い方が、二重丸じゃないかもだけど、間違っていないんだな」と感じたという。
荒木主審も、国際審判として海外に行った際、「當麻(家本氏:国際審判の登録名)まだ元気か」とよく聞かれるという話を明かし、「『あの人って本当に上手かったよ』と海外のレフェリーがいまだに言うので、国際舞台でも信頼されていたのを感じます」と今でも海外からの」評価が高いというエピソードを語っている。