レアル中井卓大は「日本のダイヤ」 契約更新でトップ昇格に期待、「ラウールも気に入っている」と現地注目
2025年まで契約更新、スペインメディアも関心「レアルの後ろ盾」
スペインの名門レアル・マドリードの下部組織フベニールA(U-19相当)に所属する“ピピ”こと18歳MF中井卓大が、クラブとの契約を2025年まで正式に更新した。スペインメディア「El Espanol」は「日本のダイヤモンド」「ラウールも彼のことをとても気に入っている」と報じた。
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中井は自身のSNSを更新し、「レアルマドリードと契約更新することができました」と契約更新を報告。これを受けてスペインメディア「El Espanol」は「『ピピ」がレアルの後ろ盾:日本の偉大な才能、中井が2025年まで契約更新」と報じた。
中井はレアルの下部組織に9歳から加入。インファンティールA(U-14相当)、カデーテB(U-15相当)、カデーテA(U-16相当)、フベニールC(U-17相当)と順調に階段を上り、昨季はフベニールB(U-18相当)、そして今季はフベニールA(U-19相当)に昇格し、コンスタントにプレーしている。トップチームまで、残すはカスティージャ(Bチーム)のみとなっている。
記事では「フベニールAのサッカー選手は、期待される成長を続け、プロサッカー選手への飛躍を目指し、下部組織に所属し続けることになる」と言及。中井について「日本のダイヤモンド」「トップ選手の資質を備えるMFだ」と紹介し、ジネディーヌ・ジダン監督時代に中井をトップチームのトレーニングに参加させた出来事にも触れている。
今季は2月13日に行われたリーグ第20節アルコルコン戦(2-0)でシーズン初ゴールをマーク。翌節のクルトゥラル・レオネサ戦(1-2)ではアシストの働きを見せていた。「彼はレアルにとって、単なるプロジェクト以上の存在だ」とポテンシャルを称賛し、「現在、カスティージャの監督であるラウール・ゴンザレスは、彼のことをとても気に入っている。だから、プレシーズンではトレーニングや親善試合に呼んだのだ」と、カスティージャを率いるラウール監督のお眼鏡に適う存在と強調した。
名門クラブで順調に階段を駆け上がり、来季はカスティージャでのプレーも期待される中井。近い将来、日本の宝として注目を集める18歳がレアルのトップチームでプレーする姿を見られるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)