久保建英、来季マジョルカ残留の可能性浮上 ローン移籍延長へ「近日中に交渉予定」と現地報道
マジョルカの1部残留を大前提に、レアル側へもう1年のレンタル延長をオファーか
マジョルカMF久保建英の来季動向を巡り、新たな展開が浮上した。保有元であるレアル・マドリードに対し、レンタル先のマジョルカがローン移籍の延長に向けたオファーを出すと、現地メディアが報じている。
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久保は2019年夏にスペインの名門レアルと契約。その後は2年間でマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェと期限付き移籍を繰り返し、昨夏にマジョルカへ再レンタルした。今季は怪我で離脱する期間があったなか、ここまで公式戦18試合2得点の成績を残している。
そんな久保の来季動向を巡って、レアル専門メディア「ディフェンサ・セントラル」は「マジョルカ、久保の獲得に向け近日中に交渉予定」と見出しを打ち、もう1年のレンタル延長に向けたオファーを出す可能性を報じている。
記事によると、来月14日に行われるレアルとの一戦(ホーム)前に、マジョルカ側とレアルのフロレンティーノ・ペレス会長が会談を実施。マジョルカの1部残留を大前提に、久保のプレー機会を提供するためのオファーをマジョルカ側が提示するという。
マジョルカへレンタル加入となっている久保は来季、レアルへ帰還するかが焦点となる。今季は昨年12月4日のリーグ第16節アトレティコ・マドリード戦(1-0)で決勝点をマークし、今年1月15日に行われたスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)4回戦のエスパニョール戦(2-1)では鮮やかなFK弾を叩き込むなど随所で輝きを放っているが、全体的にインパクトを欠いているのは否めない。
来季レアルの攻撃陣には、パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペの加入が既定路線。ボルシア・ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド獲得の可能性も噂されるなか、今後は久保の動向にも注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)