ドルトムントの独代表“70億円ダブル補強”は20日までに完了? 香川に迫る熾烈な2列目サバイバル

独紙報じる 38億円でシュールレ、32億円でゲッツェの獲得に迫る

 ドルトムントが中国遠征に出発する20日までに、バイエルンのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェとヴォルフスブルクの同FWアンドレ・シュールレの、衝撃のダブル補強を完了させる可能性が高まっている。ドイツ地元紙「ビルト」が報じている。

 ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(バイエルン・ミュンヘン)、同MFイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)、そしてアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアン(マンチェスター・ユナイテッド)という昨季までの屋台骨を引き抜かれたドルトムントが、移籍市場で一気に逆襲に転じた。

 すでにレンヌから昨季のフランス1部新人王のFWウスマン・デンベレ、バルセロナからスペイン代表DFマルク・バルトラら若き逸材6人を獲得しているが、そこに二人のドイツ代表アタッカーの名前が加わるようだ。

「マリオ・ゲッツェはドルトムントに戻ってくる。そして、とても早く実現する可能性がある。シュールレ、ゲッツェという目覚ましい補強を、ドルトムントは水曜日(20日)までに完了することを求めている」と記事では報じられている。

 欧州選手権でドイツ代表として戦った2人は、いずれも移籍金の交渉をクラブ間で進めている。トーマス・トゥヘル監督が直接電話で加入を呼びかけたマインツ時代の愛弟子シュールレの移籍金は3300万ユーロ(約38億円)、2013年にドルトムントから宿敵バイエルンに“裏切りの移籍”を果たした天才ゲッツェの移籍金は2800万ユーロ(約32億円)程度と、地元メディアでは分析されている。

 

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