「半端ないって」 スーパールーキー松木玖生、デビュー戦の“うますぎる”ボールタッチ集に脚光

FC東京高卒ルーキーのMF松木玖生【写真:Getty Images】
FC東京高卒ルーキーのMF松木玖生【写真:Getty Images】

Jリーグ公式YouTubeチャンネルが大物ルーキーを特集

 FC東京の高卒ルーキーであるMF松木玖生は、2月18日に行われた開幕節・川崎フロンターレ戦(0-1)でいきなり先発に名を連ね、後半途中に交代するまで堂々たる働きぶりを見せた。Jリーグ公式YouTubeチャンネルがデビュー戦の「タッチ集」をアップすると、「収め方がうますぎる」「半端ないって」といった声が上がっている。

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 松木は昨季王者・川崎との多摩川クラシコで4-3-3の右インサイドハーフに抜擢。ポゼッションスタイルのチーム戦術へ難なくフィットし、正確なパスでチャンスに絡んでみせた。

 前半23分、FW永井謙佑から横パスを受け、松木がダイレクトでスルーパスを出してチャンスメイク。永井が右サイドへ展開し、FWレアンドロがシュートを放つシーンの起点となった。さらに、前半28分には永井の左クロスへ味方が反応し、中央へこぼれたボールに対し左足を一閃。ゴールへ一直線に飛んだシュートはGKチョン・ソンリョンの正面をつく格好となったが、強烈シュートで会場を沸かせた。

 ほかにも、川崎DF登里享平と球際で激しくやり合うなど、プロデビュー戦で72分間プレーし、走行距離9.023km、スプリントはチーム4位の21回をマークした。

 Jリーグ公式YouTubeチャンネルは「スーパールーキー 松木玖生 タッチ集」と題し、川崎戦の切り抜き動画を公開。18歳とは思えない成熟したプレーに、「想像以上のフィジカルと気迫に動揺を隠せない登里」「収め方うますぎる」「松木半端ないって」といった声が上がった。

 FC東京は複数のトップチーム選手・スタッフが新型コロナウイルス感染症の陽性診断を受け、感染拡大防止のため2月26日までチーム活動を停止することを決定。23日開催のルヴァンカップ・グループステージ第1節ジュビロ磐田戦、26日開催のJ1リーグ第2節名古屋グランパスが試合中止となったが、松木のプロ2戦目にも大きな期待が懸かるのは間違いない。

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