CLラウンド16先勝のチェルシー、トゥヘル監督が“ルカク外し”を決断した理由とは?
ハフェルツとプリシッチのゴールでホームでの第1戦に勝利
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で2連覇を目指すチェルシー(イングランド)は、2月22日にホームで行われたラウンド16第1戦で、リール(フランス)に2-0で先勝した。トーマス・トゥヘル監督はベルギー代表FWロメル・ルカクをベンチスタートにしたが、試合後にはエースを先発から外した理由を説明している。英紙「メトロ」が報じた。
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ドイツ代表MFカイ・ハフェルツをセンターフォワードに置いたチェルシーは、序盤からチャンスを作っていく。前半8分には元モロッコ代表MFハキム・ツィエクのCKからハフェルツがヘディングでゴールを決め、先制点を挙げる。
後半18分にもチェルシーは、カウンターからアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチが追加点を挙げてリードを2点に広げると、その後はしっかりと守り抜き、2-0の勝利を収めた。
トゥヘル監督は試合後、2月19日のリーグ第26節クリスタル・パレス戦(1-0)で、ボールタッチ数がわずか7回にとどまっていたルカクを外した理由について、「私は彼が少し疲れているように感じた。彼が多くの試合をこなしていることも考慮しなければいけない。クラブワールドカップ(の決勝)では延長戦も戦ったし、多くの移動があった。クリスタル・パレス戦も彼にとっては簡単ではなく、最高のパフォーマンスを見せられなかった。だから、ベンチから途中出場して、私たちが彼を必要とした場合に流れを変えてもらうほうが、彼にもやりやすいと判断した」と説明している。
ルカクを外したCLで結果が出たなかで、トゥヘル監督は今後どのような選手起用を見せるかにも注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)