衝撃60m弾の岡山助っ人FW、元同僚ネイマールへ“おねだり” 「プスカシュ賞を受賞できるように手助けしてくれることを願っている」
岡山FWチアゴ・アウベスがサントス時代の同僚ネイマールについても言及
ファジアーノ岡山のブラジル人FWチアゴ・アウベスは、2月20日に行われたJ2開幕節のヴァンフォーレ甲府戦(4-1)で自陣から60メートル級のゴールを叩き込み、見る者の度肝を抜いた。母国メディアのインタビューで、元同僚FWネイマール(パリ・サンジェルマン)へプスカシュ賞受賞へのサポートを呼び掛けている。
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岡山は前半35分に甲府MF松本凪生に先制ゴールを奪われるも、FW川本梨誉、MF田中雄大の連続ゴールで前半のうちに勝ち越しに成功した。
岡山が2-1とリードして迎えた後半7分、岡山が自陣の守備からT・アウベスがボールを奪うと、ハーフウエーラインの手前から迷わず左足を振り抜く。相手GKがやや前に出ていたのを把握していたT・アウベスがロングシュートを放ち、美しい弧を描いたシュートがGKの頭上を越えてゴールへ。自陣から約60メートルの超ロングシュートが決まると会場にはどよめきが広がり、チームメイトも驚くゴールに歓喜の輪が広がった。
この日2ゴール1アシストと大車輪の活躍を披露し、4-1の勝利に貢献したT・アウベス。母国ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」のインタビューで「長年、センターサークルからこのゴールを決めようとしていたけど、バーを越えていっていた。ようやく、美しいゴールに恵まれたよ。GKが前に出ていることは知っていたから、相手を見ずに真っすぐにボールを蹴った。蹴った瞬間、うまくボールを捉えられたからゴールになると確信した」と自身のゴラッソを振り返った。
また、記事では、ブラジルの名門サントス時代に同僚だったブラジル代表FWネイマールについても触れている。
「2010~12年までネイマールとプレーした。彼は天才で、ブラジルサッカー界のスターだ。サントスではいい関係を築けたし、多くのことを学んだ。彼がこのゴールを見て、プスカシュ賞を受賞できるように手助けしてくれることを願っているよ。60メートル近くは離れていた。プスカシュ賞はそれだけの価値がある」
アジアや南米でもT・アウベスのゴールは取り上げられており、世界に強烈なインパクトを残したのは間違いない。