“139回目の正直” マンU、CKでの今季初ゴールに得点者も複雑胸中 「統計を見るたびに恥ずかしくなる」
コーナーキックからの得点は2021年4月のバーンリー戦以来
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは現地時間2月20日にアウェーでリーズ・ユナイテッドと対戦し、4-2で勝利した。先制点となったイングランド代表DFハリー・マグワイアのゴールが、今季チーム初のコーナーキック(CK)からの得点になったという。
ユナイテッドは今季138回のCKを獲得するも得点が奪えず、今季のプレミアリーグで唯一、CKからのゴールが「0」だった。
マグワイアのゴールを受け、データ分析会社「オプタ」公式ツイッターは、2021年4月のバーンリー戦以来のCKからのゴールであることを紹介。前節までで獲得したCK数(138)は今季のプレミアリーグで最多だという。
英紙「デイリー・メール」は、マグワイア自身もチームのセットプレーの課題について言及している様子を伝えている。
「この統計を見るたびに恥ずかしくなる。セットプレーはゲームの重要な部分であり、今シーズンの我々は十分な力を発揮できていない」
試合はその後、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが追加点を挙げるも、リーズに同点に追いつかれる展開。それでも、途中出場のブラジル代表MFフレッジと19歳のU-21スウェーデン代表FWアントニー・エランガのゴールで勝利している。
139回目のCKでようやくゴールが生まれたユナイテッド。上位チームに追いつくために、さらなるセットプレーからの得点が重要になりそうだ。
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