後半アディショナルタイムの交代後、スタンドのファンから差し出されたユニフォームへサイン

　ベルギー1部シント＝トロイデンは現地時間2月20日、リーグ第28節でOHルーヴェンと対戦し、FW原大智、FW林大地の日本人選手2人によるゴールで2-0と勝利を飾った。そんななか、シント＝トロイデンの選手が試合中にファンサービスに応じた光景が脚光を浴びている。

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　2連勝中だったシント＝トロイデンは前半19分、コーナーキック（CK）から原がヘディングシュートを叩き込み先制。後半アディショナルタイム（AT）4分には、原のペナルティーエリア右からのクロスを中央へ走り込んだ林が押し込み加点し、リーグ3連勝を飾った。

　得点場面以外で注目を浴びたのは、後半AT3分を過ぎたシーンだ。シント＝トロイデンが1点リードした状況で、MFアボバカリ・コイタへ交代が告げられる。コイタがピッチを去り、代わってDFアミーン・アル・ダヒルが投入された直後、スタンドのファンから差し出されたシャツのようなものへコイタがサインをする様子が捉えられていた。

　スポーツチャンネル「Eleven Sports」フランス版公式ツイッターは、「アボバカリ・コイタにはいつもサポーターのための時間がある！」と綴り、その決定的瞬間の動画を公開。ファンの要求を断り切れなかったのか、試合中に選手がファンサービスへ応じるというコイタの驚きの行動が海外で話題となっていた。