“ロナウドを壊した男”パイェ100%残留宣言は嘘! 代理人否定で争奪戦再燃
「もし明日移籍することになったら…」
代理人のジャケス・オリビエ・オウガスト氏はフランス地元紙「レキップ」で完全に否定している。
「このインタビューが一体どこから出てきたのか分からないが、彼はそんなことを言っていない。ウェストハムとの状況はシンプルだ。もしも、興味があるクラブがあれば、ウェストハムに電話をする。そして、我々は検討する。ディミトリはウェストハムに居心地の良さを感じているが、100パーセント残留するというのは難しいね」
このように司令塔のウェストハム残留宣言は嘘だと断言している。29歳のパイェにフットボール史上最高額の移籍金を払うクラブが存在するとは思えないが、メガクラブの関心が存在する以上、欧州カップ戦出場権のないハマーズに忠誠を誓うわけにいかないようだ。
誤報の糾弾に至った理由は明確だ。「もし、明日移籍することになったら、彼は炎上してしまうだろうからね」。裏切り者のレッテルを貼られかねないが、そもそも100パーセントの残留の確約はないとオウガスト氏は主張している。
新シーズンからロンドンオリンピックスタジアムに本拠地を移転するハマーズにとってはパイェは顔だが、メガクラブに移籍する可能性が少なからず残されている様子だ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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