「4回見ても信じられない」 豪州の一級品“スコーピオン弾”に海外仰天「フットボール界に衝撃」
ウェスタン・ユナイテッドDFガルッチョが決めた一撃にFIFAも注目
日本人選手も複数出場したオーストラリア1部リーグの一戦で衝撃のスーパーゴールが生まれた。ウェスタン・ユナイテッドの左サイドバックDFベン・ガルッチョが現地時間2月20日のウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦(3-2)でスコーピオンシュートを決め、大きな注目を集めている。
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ウェスタン・ユナイテッドでは大宮アルディージャなどでプレーしたDF今井智基、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズでは元ヴィッセル神戸のFW小川慶治朗がそれぞれスタメン出場していたこの試合。圧巻の一撃はホームのウェスタン・ユナイテッドが2-1とリードして迎えた後半23分に訪れた。
左サイドに流れたボールを拾ったセルビア代表FWアレクサンダル・プリヨヴィッチが右足のアウトサイドでゴール前へ浮き玉のクロスを供給。走り込んだガルッチョはジャンプして体を反らせ、左足のかかとでボールをジャストミート。鮮やかな“スコーピオンキック”から放たれたシュートはGKのニアサイドを抜いてゴールへ収まった。
これが決勝点となり、ウェスタン・ユナイテッドは3-2で勝利。ガルッチョはこの日2ゴールの活躍だった。
滅多にお目にかかれないスコーピオンに海外メディアも興奮。衛星放送局「FOXスポーツ」オーストラリア版は「ベン・ガルッチョがワールドクラスのスコーピオンキックでフットボール界に衝撃を与えた」と報じれば、国際サッカー連盟(FIFA)の公式ツイッターでも取り上げられるなど注目の的となっている。ツイートでは「4回見ても信じられない」という現地コメンタリーのコメントも紹介されている。
右足アウトサイドでのアシストからアクロバティックなフィニッシュまで、得点に至るすべてのプレーが一級品のゴラッソ。今季ベストゴールの1つといっても過言ではないだろう。