シティ撃破のトッテナム、ケイン&ソン・フンミン“連係弾”がプレミア最多タイ「36ゴール」へ到達!
首位シティとの一戦で、ソン・フンミンのアシストからケインがチーム2点目奪取
トッテナムは2月19日(現地時間)に行われたプレミアリーグ第26節でマンチェスター・シティと対戦し、3-2で勝利した。この試合のトッテナムの2点目は、韓国代表FWソン・フンミンのアシストからイングランド代表FWハリー・ケインが決めたものだった。プレミア屈指のコンビは、このゴールによってあるプレミアリーグ記録に並んだという。英紙「メトロ」が報じた。
1-1で迎えた後半14分、ソン・フンミンが左サイドからクロスを入れると、ゴール前に走りこんだケインが右足で合わせ、トッテナムは勝ち越しに成功する。その後、アディショナルタイムにPKで追いつかれたトッテナムだったが、その3分後にはPKを獲得。これをケインが決めて3-2で競り勝ち、首位シティに16試合ぶりとなる黒星を付けた。
トッテナムの2点目が決まった瞬間、ケインとソン・フンミンは、互いへのアシストから挙げたゴール数が36となった。この記録は、チェルシーのレジェンドである元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏と元イングランド代表MFフランク・ランパード氏に並ぶ、プレミア最多記録となっている。
試合後、ソン・フンミンは「この記録達成を長く待ち望んでいたよ。素晴らしい記録であり、歴史的なことでもある。でも、僕はあまり多くのことをやっていないんだ。僕がクロスを入れると、この男(ケイン)がエリア内で完璧なフィニッシュでゴールを決めてくれるんだ。この記録達成を嬉しく思うし、さらに伸ばせることも期待しているよ」と、相棒を称えつつ、記録更新への意欲を口にした。
また、ケインも「僕たちはたくさんの準備をしている。すごく良い関係性だし、ピッチを離れても互いをよく理解できているよ。明日、映像ルームで試合を見返すのが待ちきれないよ」と、喜んだ。
リーグ戦3連敗を喫していたトッテナムだが、この日の勝利で首位のシティに対してダブル(ホームゲームとアウェーゲームでの連勝)を達成。勢いづきそうなところだが、ケインとソン・フンミンのコンビは、今シーズン中に記録を更新することができるだろうか。