賛否呼ぶG大阪パトリックの“一発退場” 「鈴木優磨もカードでは?」「見映えは報復」の声
前半38分、鈴木優磨と競り合ったパトリックが一発退場 SNS上でさまざまな反応
2月19日のJ1リーグ開幕戦でガンバ大阪が鹿島アントラーズに1-3と敗れた。試合ハイライトが公開されたなか、前半38分にG大阪のブラジル人FWパトリックが一発退場となったシーンを巡って賛否が巻き起こっている。
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試合は前半20分に鹿島FW上田綺世のゴールで鹿島が先制。直後の同26分にMF小野瀬康介の一撃でG大阪が追い付くも、同30分に鹿島FW鈴木優磨に勝ち越しゴールを奪い、後半21分にも上田がゴールを決めて鹿島が3-1と勝利した。
注目のシーンが生まれたのは前半38分だ。G大阪の陣内でクリアボールに反応したパトリックが身体を入れてボールキープを試みた一方、背後から鈴木がスライディングタックル。この接触プレーで体勢を崩したパトリックが両手をピッチにつきながらも次のプレーに移行しようと踏ん張り、鈴木が右手でパトリックの左足を抱える形となったなか、鈴木を振りほどこうとしたパトリックの腕が鈴木に当たった。
2人の接触プレー自体は鈴木のファウルと判定されたが、パトリックの行為に対して主審がレッドカードを提示。直後にビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で検証されたものの判定は覆らなかった。
Jリーグ公式YouTubeチャンネルでは試合のハイライト映像を公開。パトリックの一発退場シーンも収録されている。SNS上では「パトリックが気の毒」「鈴木優磨の行為もカードでは?」「明らかに厳しいと思う」「1発レッドがとても疑問です」と疑問視する声が上がった。
その一方、「パトリックのはレッドでも妥当だと思う。腕をあの至近距離で振ったら印象は悪い」「急ぎたい気持ちは分かるけど、見映えは報復」「復行為と主審が判断したのであればパトリックの退場は妥当」というコメントも並ぶ。
結果的に賛否を呼ぶ退場となり、「主審とVAR担当のやりとりを公開して欲しい」「#ジャッジリプレイで取り上げて」と検証を求める声も寄せられていた。