FC東京の大物新人・松木玖生、デビュー戦の72分間に熱狂の声 「超高校級って言われてる理由がよく分かる」

開幕スタメンで72分までプレーしたMF松木玖生【写真:Getty Images】
開幕スタメンで72分までプレーしたMF松木玖生【写真:Getty Images】

川崎との多摩川クラシコでインサイドハーフの一角で出場

 2022年シーズンのJ1リーグは2月18日、川崎フロンターレ対FC東京の“多摩川クラシコ”で開幕し、FC東京の大物高卒ルーキーMF松木玖生がいきなり先発に名を連ねた。後半途中交代するまでの間、正確なパス、シュートでチャンスに絡んだ18歳ルーキーの堂々たる働きぶりに、Jリーグ公式YouTubeのハイライトにも多くの称賛が寄せられている。

 昨季王者・川崎との開幕戦という注目カードに、アルベル監督は今春に青森山田高校を卒業する松木をスタメンに抜擢。4-3-3の右インサイドハーフで起用されると、ポゼッションスタイルのチーム戦術へ難なくフィットし、正確なパスでチャンスに絡んでみせた。

 前半23分、FW永井謙佑とのパス交換から最初のチャンスメイク。FWレアンドロのシュートは、川崎GKチョン・ソンリョンの好守に阻まれたが、味方とのスムーズな連係プレーを機能させると、その5分後には積極的にゴールを狙う。永井の左クロスへ味方が反応し、中央へこぼれたボールに対し左足を一閃。ゴールへ一直線に飛んだシュートはGKチョン・ソンリョンの正面をつく格好となったが、強烈シュートで見せ場を作った。

 攻撃だけではなく、球際では力強い守備でも応戦。後半27分に交代となったが、高卒ルーキーとはとても思えないその堂々たるプレーぶりでインパクトを残した。

 Jリーグ公式YouTubeチャンネルの試合ハイライトには、ファンから「超高校級って言われてる理由がよく分かる試合」「松木エグすぎる」「松木君恐ろしやぁ~」「ミスも少なくて戦術理解度高い」と松木に関する多くのコメントが寄せられていた。

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