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“赤い悪魔”から“赤い悪魔”へ!? ファン・ハールにベルギー代表監督就任の可能性が急浮上
昨季限りでマンUを解任されたファン・ハール
昨季限りでマンチェスター・ユナイテッドを解任されたルイス・ファン・ハール前監督に、ベルギー代表就任の可能性が急浮上している。英紙「サン」が報じた。
ベルギーサッカー協会は15日にマルク・ヴィルモッツ監督の解任を発表。ベルギー代表は昨年10月にFIFAランキング1位に浮上するなど、黄金時代を迎えていた。フランスで開催された欧州選手権でも、チェルシーMFエデン・アザール、マンチェスター・シティMFケビン・デ・ブライネら大会屈指のタレントを抱え、優勝候補の一角として満を持して大会に臨んだものの、ベスト8と不甲斐ない結果に終わったことが、解任につながったと考えられている。
後任候補として名前が挙がっているのが、ファン・ハール氏だ。ユナイテッド時代は総額約500億円もの大型補強を敢行したにもかかわらず、プレミアリーグでは早々に優勝争いから脱落し、UEFAチャンピオンズリーグでもグループステージ敗退を喫するなど、投資に見合った成果を挙げられずにオールド・トラッフォードを去っていた。しかし、2014年のブラジル・ワールドカップではオランダ代表を3位に導くなど、代表チームでは評価に値する成績を残している。
ファン・ハール氏が2014年から2年間率いたユナイテッドは、“レッド・デビルズ”の愛称で知られるが、ベルギー代表も“レッド・デビルズ”という異名を持っている。ベルギー代表監督に就任すれば、クラブと代表の”赤い悪魔”をはしごすることになり、その動向に注目が集まる。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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