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好調・旗手をベンチスタート起用、セルティック監督の采配を英メディア糾弾 「アンジェの失敗」
ECLプレーオフ第1戦でボデ/グリムトに1-3と足をすくわれる
スコットランド1部セルティックは、現地時間2月17日にホームで開催されたUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)の決勝トーナメント・プレーオフ第1戦で、ノルウェー王者のボデ/グリムトに1-3で敗れた。
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英メディア「90min」監修のセルティックニュースサイト「fansided」では、「アンジェの失敗」として采配ミスに言及。そのなかでも、DF旗手怜央がスタメン落ちしたことをピックアップしている。
セルティックは前半6分、後半10分に失点し、2点ビハインドとなったあとにFW前田大然のゴールで1点を返した。しかし、追加点を奪われ、2点差とされて力尽きた。記事で言及されたのは、後半14分から途中出場となった旗手についてだった。
「監督は2つのサプライズを仕掛けた。最大のものは、旗手をベンチ起用とし、トム・ロギッチとマット・オライリーを一緒に起用したことだ。両者ともここ数週間は素晴らしい活躍をしていたが、並び立つことはなかった。そして、システムにも少し手を加えた。前田はジョルゴス・ジャコウマキスの前で、前線のラインをリードする任務を負った。この夜、セルティックはボデ/グリムト相手になかなか調子が上がらず、どちらの判断も最終的にはうまくいかなかったと言っていいだろう」
英メディアでもインサイドハーフでのスタメン起用の予想が多かった旗手のベンチスタートだが、「ポステコグルーはセルティックの監督時代、多くのことを間違えてきたわけではない。しかし残念ながら、この試合のメンバー構成はその1つであることが証明された」と、明確な失敗だと報じた。
ボデ/グリムトはグループステージでイタリア1部ASローマを6-1で撃破する力を見せたチームだが、北欧ノルウェーの気候もあり、開幕前の段階。記事でも「ノルウェーのシーズンも12月に終了し、それ以降、何人もの重要な選手と別れていた。国内では長年、輝かしい成功を収めてきたセルティックだが、ここ10年ほどはヨーロッパで大きく後退しているように感じざるを得ない。試合直前までプレシーズンを行っていたチームに完敗したのは、今回が初めてではない」とも指摘した。
セルティックには第2戦での挽回が期待されるが、そのピッチにこの試合でゴールした前田に加えて旗手がスタメンに戻ってくるのかも注目されることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)