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「活躍を期待したい」 セルティック井手口、戦線復帰で現地メディアも“今後”に注目
加入直後に負傷離脱も2月13日の国内カップ戦で復帰
スコットランド1部セルティックの元日本代表MF井手口陽介は、負傷離脱の影響により新天地でまだインパクトを残せていないが、セルティック専門サイト「セルティック・リード」では復帰した今後の期待がレポートされている。
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井手口は昨年末にJ1ガンバ大阪から加入すると、1月17日のリーグ第21節ハイバーニアン戦(2-0)でデビュー。続く22日の国内カップ戦アロア・アスレティック戦(2-1)にも出場したが負傷し、戦線離脱していた。そして、2月13日の国内カップ戦レイス・ローバーズ戦(4-0)で復帰のピッチに立った。
セルティックではこのタイミングで、2020年12月以来というフランス人MFクリストファー・ジュリアンの実戦復帰もあった。そのため、記事では「このフランス人選手の復帰が大きなニュースになるのは理解できる」としたうえで、「日本人MFの復帰はより重要な意味を持つ」と井手口に着目している。
その理由を、「ジュリアンは大怪我から復帰したばかりで、セルティックのメディカルスタッフは、万が一また膝に問題が出た場合に備えて、この選手をトップチームのレギュラーに戻すことを急がないだろう。従って、ジュリアンの出場は当分の間、カメオ出演にとどまるかもしれない。一方、井手口は1か月の離脱期間であり、ジュリアンに比べれば非常に短い期間だ」と説明している。
そして、同時加入のFW前田大然やDF旗手怜央がすでに活躍を見せていることに触れ、今後への期待を込めている。
「井手口は怪我を克服し、旗手や前田に続くセルティックの中心選手になることを望んでいることだろう。彼らはセルティックで成功を収めたが、井手口は怪我のため、まだそのようなことは言われていない。しかし現在、井手口は体調を整え、試合に出場することができる。ジュリアンと井手口の2人が活躍することを期待したいが、現時点では井手口がより大きなインパクトを与える可能性が高そうだ」
井手口は冬の追加登録が最大3人というレギュレーションと負傷離脱の影響もあり、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグのメンバー入りを逃した。一方で、そうしたカップ戦のゲームに出場しないことにより移動も少なく、コンディションを整えてリーグ戦に備えることはできる。ここからのシーズン終盤戦での活躍に注目したいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)