J1通算158ゴールの興梠慎三が語る「気になる」FWの条件 名指しした現役Jリーガーは?
札幌ではゴールはもちろん、シャドーを生かすプレーにも意欲的
怪我もあって開幕に出遅れた昨季は1ゴールに終わった興梠。シーズン2桁得点は9年連続でストップしたが、「記録は途絶えたらそこで終わり」とすでに気持ちを切り替えている。
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「僕のゴールの半分近くは(浦和レッズ時代の)ミシャサッカーで決めたもの。そういう意味では、今年もゴールチャンスはたくさんあると思うし、それをしっかり決め切れるようにしたいです。僕は出し手がいないと輝かないタイプ。北海道コンサドーレ札幌には出し手がたくさんいるので、周囲とトレーニングから合わせていかないといけない。ただ、チーム・サポーターのみなさんからはゴールを求められるかもしれないですけど、1トップに入ったとしたら、シャドーを生かすようなプレーもどんどん見てほしいです」
“チームを勝たせられる”ストライカーとして、興梠は新天地での活躍を誓う。
[プロフィール]
興梠慎三(こうろき・しんぞう)/1986年7月31日生まれ、宮崎県出身。鵬翔高―鹿島―浦和―札幌。ペナルティーエリア内での嗅覚は天下一品。計算し尽くされた抜け出しやフィニッシュだけでなく、ポストプレーをはじめとしたチャンスメイク、精力的なチェイシングなどさまざまな仕事を高次元でこなす。2013年からの9年連続2桁得点はJ1史上最高の金字塔だ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)
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