アーセナル冨安の戦線復帰へ英メディア注目 6季ぶりトップ4への“キーマン”へ指名
怪我で数試合欠場もチームトレーニングへ復帰、次節ブレントフォード戦出場の可能性も
アーセナルの日本代表DF冨安健洋はふくらはぎの負傷で戦線離脱していたが、先日トレーニングへの復帰が伝えられている。次節のブレントフォード戦(2月19日)で復帰の可能性が浮上するなか、現地メディアは冨安のカムバックがチームのトップ4入りに向けた希望の1つだと大々的に報じている。
今季セリエAのボローニャから新加入した冨安は加入直後から右サイドバックとしてレギュラーに定着し、プレミアリーグとリーグカップで合わせて17試合に出場していた。しかし、右足のふくらはぎの負傷で戦線離脱を余儀なくされ、リーグ戦は直近の2試合を欠場。1月と2月に行われた日本代表のワールドカップアジア最終予選への参加も辞退していた。
そんな冨安だが、現地時間19日に予定されている第26節ブレントフォード戦でピッチに帰ってくるかもしれない。クラブ公式YouTubeチャンネルでトレーニングに復帰したことが伝えられたのだ。
英地元メディア「フットボール・ロンドン」は「アーセナルのトップ4入りの希望を実現させるための3つの完璧な結果」と特集し、その希望のうちの1つに冨安の復帰を挙げるなど日本代表DFに大きな期待を懸けている。
記事では冨安について「規律あるパフォーマンスと一貫性で、即座にファンの人気者となった。ミケル・アルテタに守備面での安心感を与え、右ウイングのブカヨ・サカとのコンビネーションも良好だ」とそのクオリティーの高さやチームメイトとの連係の良さを絶賛されている。すでにチームには欠かせない存在として認められているようだ。
コロナによる延期もあり消化試合が22試合と少ないアーセナルだが、現在勝ち点39で暫定6位につけている。5位ウェストハム(25試合)とは2ポイント、4位マンチェスター・ユナイテッド(25試合)とは4ポイント差で、6シーズンぶりのトップ4返り咲きも十分射程圏内だ。冨安の復帰は、チームをさらに上昇気流に乗せるための起爆剤となるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)