“チャイナ・インテル”にポルトガル代表10番激怒! 中国企業による移籍金捻出プランが頓挫

ジョアン・マリオ獲得に向けた移籍金交渉で、インテル側がドタバタ劇

 “チャイナ・インテル”が、移籍を巡ってトラブルを引き起こしてしまっている。ポルトガル代表MFジョアン・マリオの獲得を巡ってトラブルが発生し、選手サイドが激怒しているという。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 インテルは欧州選手権で活躍したポルトガル代表の10番をチームに迎え入れるべく動いてきたが、スポルティング・リスボンが高額の移籍金を要求したこともあり、中国企業への協力を要請したという。そして、ファイナンシャル・フェアプレーに違反しないためにインテルと蘇寧グループの間で見出した解決策は、中国クラブの江蘇蘇寧がジョアン・マリオの移籍金を支払い、インテルにレンタル移籍させるというものだった。

 しかし、スポルティングは3500万ユーロ(約40億円)にボーナス500万ユーロ(約5億6000万円)を加える移籍金のオファーを拒否。そうこうしているうちに、中国の移籍市場が閉じる現地時間15日の18時を時計が回ってしまい、ジョアン・マリオの保有権を江蘇蘇寧が保持する交渉は決裂に終わった。

 ジョアン・マリオはインテルのメディカルチェックを受ける準備を整えていたが、江蘇からの転籍という形も頓挫してしまったため、獲得にはインテルが単独で移籍金を捻出する必要に迫られてしまった。この一連のドタバタ劇に、ジョアン・マリオは激怒しているという。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング