「僕にとって家」 イニエスタ、将来的なバルセロナ復帰の可能性に言及「あそこ以上に過ごしやすい場所はない」
ジャーナリストのジェラルド・ロメロ氏との対談で言及
J1ヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、スペインのジャーナリストであるジェラルド・ロメロ氏と「Twich」で対談を行い、古巣であるFCバルセロナ復帰について言及した。
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バルセロナの下部組織出身であるイニエスタは、リーガ・エスパニョーラ優勝9回、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝4回など、クラブで数々のタイトルを獲得した。2017-18シーズン限りでバルサを退団すると、日本のヴィッセル神戸に新天地を求めた。
神戸では2019年度の天皇杯を制して、クラブ初タイトル獲得に貢献。昨シーズンは、J1でクラブ史上最高位となる3位に導き、2度目のベストイレブンにも選出された。
今年5月で38歳となるイニエスタは、今もJリーグで圧倒的なプレーを見せている。一方、古巣のバルサは巨額の負債が明らかになり、看板選手であったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)を放出せざるを得ない状況に陥った。そうした状況のなか、クラブを助けたいと考えたブラジル代表DFダニエウ・アウベスが、シャビ監督の率いるクラブに復帰したが、イニエスタも選手としてバルサに復帰する考えが頭にあるようだ。
「僕も、ぜひバルセロナに戻りたい。クラブを助けたい。さまざまなことが絡むから、将来的にどうなるかは難しいけれどね。バルサは僕にとって家であり、あそこ以上に過ごしやすい場所はない。今はまだプレーしたいと思っているし、プレーすることに最も魅かれているよ」
また、「現時点では、どのタイミングで引退するか分からない」としつつも、「何度も考えたのは、監督のライセンスを取るか、スポーツダイレクターになる準備をすることだ。サッカーとつながっていたいんだ」と、引退後のプランも明かしている。
昨年5月11日に神戸との2年の契約延長を発表したイニエスタだが、愛するバルセロナで再びプレーすることがあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)