南野拓実、セビージャが新天地候補に浮上 「リバプールも道を塞ぐことはしない」と英報道

リバプールでプレーするMF南野拓実【写真:AP】
リバプールでプレーするMF南野拓実【写真:AP】

英メディアが南野の移籍に言及「彼は長く立ち往生することは望まないはずだ」

 イングランド1部リバプールに所属する日本代表MF南野拓実は、今シーズン、20試合に出場して7ゴール1アシストをマークしている。しかし、世界有数のトッププレーヤーが集まるリバプールではレギュラーに定着できていない。夏の移籍市場ではリバプールが放出に動くとされているなか、スペインの強豪セビージャが関心を示したとイタリアの移籍メディア「カルチョメルカート」が報じている。

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 ユルゲン・クロップ監督の率いるリバプールで、南野は複数のポジションをこなせるバックアップメンバーに位置づけられている。冬の移籍市場ではイングランド1部のリーズ・ユナイテッド、フランス1部のモナコから関心を示されたが、最終的には残留した。

 その一方でリバプールは、冬の移籍市場でポルトからコロンビア代表FWルイス・ディアスを獲得。クロップ監督は、南野について「試合ごとに良くなっている」とコメントし、今後も出場機会を与えることを示唆したが、ルイス・ディアスは加入直後から出場機会を与えられており、南野がピッチに立つ機会を得ることは、さらに難しい状況になりつつある。

 こうした状況のなか「カルチョメルカート」は、「セビージャが南野拓実を調査。1995年生まれのストライカーは、リバプールとの契約が2024年に満了する」と報じた。現在、リーガ・エスパニョーラで首位のレアル・マドリードと勝ち点4差で2位のセビージャだが、上位5チームで最も得点が少なく、ゴール不足が課題となっている。

「カルチョメルカート」の報道を受け、英メディア「THE BOOT ROOM」は、「南野は移籍する候補になっている。彼は、今後、キャリアのピークを迎える予定であり、長く立ち往生することは望まないはずだ。セビージャは来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場を提供できる見込みだ。そして、今シーズンの優勝争いが、より良いものに導くことを期待している。いいオファーが届けば、リバプールも南野の道を塞ぐようなことはしないだろう」と伝えている。

 今季、カップ戦を中心にリバプールでも結果を出している南野だが、シーズン終了後にはどれだけのオファーが彼の元に届くだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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