FC東京のベテラン長友佑都が感嘆、川崎DF山根視来の「勉強になる」プレーとは?

2022シーズンは“多摩川クラシコ”の“金J”で開幕

――そんな2人が所属する川崎とFC東京の対戦が、今シーズンのJリーグの開幕戦、しかも「金J」という形で実現することとなりました。まず、開幕戦の対戦カードを知った時、どのような感想を持ちましたか?

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山根 僕はまず『多摩川クラシコ』と聞いて、「佑都くんとマッチアップできるな」と思いました。ただ、今回の日本代表活動期間で、佑都くんに対する印象が、まったく変わったので(笑)。

長友 おいおい、どう変わったんだよ、お前(笑)。

山根 ふふふ(笑)。佑都くんのおかげで、国内キャンプ開始日から最終日まで、毎日、爆笑させてもらいました。日本代表に入る前は、話をしたこともなかったので、メディアを通して見ていて「こういう人なんだろうな」というイメージを持っていました。でも、実際に日本代表に入って、濃密な時間を過ごすことで700パーセントくらい想像を超えてきました(笑)。

長友 想像を超えた?

山根 はい。もう、遥かに。熱さを始め、何から何まで全部、僕の想像を超えてきましたね(笑)。例えば、最終日にも、結構、足がパンパンになるような、きついトレーニングがあったのですが、長友選手に笑わされて膝から崩れ落ちて中断するようなこともありました (笑)。

長友 確かに大迫(勇也)と酒井(宏樹)と視来が、崩れ落ちてたね(笑)。真面目に熱くやっているところが、面白かったらしいけど、俺には、何が面白かったのか分からないからさ。

山根 そのきついトレーニングをやっている姿が、普通に本当に面白くて(笑)。

――長友選手は、笑わせにいっているわけではなく、ただ真剣にトレーニングをしていたんですね?

長友 笑わせようとしてないですよ! 僕は常に真剣ですし、100パーセントなんですけど、そこで結構、事件が起きるんです(笑)。

山根 食事中も100パーセントで来られるんで、すごく楽しかったです(笑)。一緒に時間を過ごして、面白さもありましたが、その分、リスペクトも大きくなったので、開幕戦はプレーを含めて余計に楽しみが増しました。

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