「あれは俺のゴール」 マジョルカ久保、劇的決勝OGへ“日本語”で主張「もらっておきます」
ビルバオ戦の終了間際に決勝オウンゴールを誘発、チームの2連勝へ貢献
マジョルカの日本代表MF久保建英は現地時間2月14日、リーガ・エスパニョーラ第24節アスレティック・ビルバオ戦(3-2)で先発出場し、試合終了間際に決勝オウンゴールを誘発した。この試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に輝いた久保は試合後の記者会見で、「オウンゴールになっているみたいだけど、あれは俺のゴールなのでしっかりもらっておきます」と主張した。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
久保は右サイドハーフとしてピッチに立ち4試合連続でスタメン出場すると、果敢に相手ゴールへと仕掛けた。2-2で迎えた後半43分には、ショートCKの流れからペナルティーエリアへ侵入し、FWベダト・ムリキが落としたボールに反応。角度のない位置から放った左足シュートはポストに直撃後、GKウナイ・シモンに当たってゴールへ。このゴールが決勝点となった。
マジョルカは前節のカディス戦(2-1)に続く勝利を挙げ、昨年8月以来(第2節のアラベス戦/1-0、第3節のエスパニョール戦/1-0)となるリーグ戦2連勝を達成。決勝ゴールを演出した久保は、試合後の記者会見で「今時点では満足しているけど、まだまだ良くなれると思うし、同時に言えるのは最近数試合、僕の状態は良い。だから自分のプレーで発展を続け、もっとやれると思うしもっと先を見ている」と、この試合のパフォーマンスを振り返った。
決勝ゴールが決まった後、ユニフォームを脱ぎスタジアム外へと消えていくほど喜びを露わに。会見では歓喜のセレブレーションについても問われ「僕はほとんど得点しないから(ゴールを決めて)少しおかしくなった。頭が真っ白になり、スタンドに飛び込もうかと思ったけどすごく高かった」とも明かした久保。記録上、惜しくもオウンゴールとなったが、「オウンゴールになっているみたいだけど、あれは俺のゴールなのでしっかりもらっておきます」と日本語で話し、貴重な働きへの自負を覗かせていた。